2021年10月ゲームクラブは新機能『専用出品』をリリース
この記事ではゲームクラブの専用出品の機能について分析・紹介していきます。
ゲームアカウント売買(RMT)サイトでよく専用出品って見かけるけど?

ゲームアカウント売買サイト『ゲームクラブ』や『ゲームトレード』を利用しているユーザーの中には〇〇様専用のような出品を見かけたことがある方がいらしゃるかと思いますが、
この専用出品はサイト内の機能ではなく、出品者と購入者がサイト内のチャットで値引きなどの交渉が成立した際に、出品者がその購入者のために改めて出品したものが現在見かける専用出品です。
今回ゲームクラブが機能として導入した「専用出品」はサイト内の機能としての専用出品となります。
専用出品で出品を行うまでの流れは同じですが、専用出品を行いやすくするための機能が備わっているようです。
ゲームクラブの専用出品、具体的な機能は?

先述でも記載したとおり、これまでも専用出品という出品は多数されております。
しかし、これまでの専用出品は出品タイトルに専用と記載がされているだけで誰でも購入することができました。
専用出品を出品する側としては事前に価格交渉などを行っていた購入者以外からの購入は迷惑でしかありません。
そこでゲームクラブが実装した新機能は、交渉を行ったユーザー以外からの購入を未然に防ぐための機能として専用出品を行う場合、出品自体に『暗証番号』を設けるといった機能となります。
これによって取引前に価格交渉を行ったユーザー
ゲームクラブ専用出品『暗証番号』の設定方法

1.出品内容の設定時にすること
出品時、金額の項目の下部に「暗証番号を設定する」ためのチェックボックスがあるため、専用出品にするためにはチェックボックスのチェックを忘れないように!
暗証番号の設定は「フリマ」出品と「タイムセール」出品でのみ設定ができ、「オークション」出品では設定でき無いようです。
「オークション」出品は複数の購入者より入札が行われ、一番高い入札者に購入する権利があるため、
そもそもこの機能はありませんね。
2.暗証番号を入力する
1.の項目でチェックボックスにチェックを入れると、4桁の暗証番号を設定する入力欄が表示されますので暗証番号を決めます。
その後取引に進む前に質問チャットで交渉を行ったユーザーへ暗証番号を伝えます。
3.最後に確認を行い「出品する」をタップ
設定した暗証番号は出品確認画面でも確認ができるようです。
また、暗証番号は出品後も編集でいつでも変更が可能とのことです。
最後に「出品する」をタップして出品完了。
このあと専用出品を購入する対象ユーザーに暗証番号を通知します。
暗証番号を購入者に伝える方法に難あり?

専用出品を行う際、出品者は特定の購入者に対して暗証番号を通知する必要がありますが、
現状のゲームクラブで暗証番号を特定ユーザーに通知する方法は以下の方法に限られています。
・質問チャットにて特定のユーザーに向けて暗証番号を記載
・出品詳細に記載する
これらの方法で暗証番号の通知を行うことになるのですが、
欠点として暗証番号が他のユーザーからも見えてしまうということが挙げられます。
これでは結局のところ暗証番号を通知しても他のユーザーが購入できてしまうのではないかと思います。
専用出品は購入されないだろうという考えで、この仕様でのリリースに至った可能性もあります。
正直、今回の新機能に関してはゲームクラブ内で取引を行うユーザーにとっては決して使い易い機能とは言い難い気がしてなりません。
そのため、今回の新機能のターゲットが他のところにあるのでは無いかと考察できます。
新機能がどのターゲットに向けた機能なのか考察してみた
今回の新機能がどのようなターゲットを狙った新機能なのかというと、
TwitterなどSNSでアカウント情報を公開している・取引しているユーザーを主眼においた機能のリリースだと考えています。
現在でもTwitterではゲームアカウントの出品が多く見られます。
Twitterで取引を行う場合、ゲームアカウント売買サイトを仲介するよりも詐欺に遭遇する確率が上がります。
Twitterでアカウント購入者を募り、ゲームクラブで出品を行う場合は
出品した時点で購入者は決まっているので、出品が他の購入者に購入され、その後キャンセルを行うのは非常に手間となります。
そんな時であれば専用出品の暗証番号はとても役立つ機能になると言えます。
ゲームクラブで専用出品を行い、暗証番号をTwitterのDMで伝える場合は暗証番号を他のユーザーに知られることもありません。
そのため、今回の新機能のターゲットがTwitterでゲームアカウント売買を行っているユーザー・出品を公開し購入者を募っているユーザーに向けた機能だと考察できます。
まとめ
今回はゲームクラブに追加された新機能『暗証番号』の使い方と機能についての解説を行いました。
個人的には今の仕様ではターゲット層が細いため、今後ゲームクラブで取引しているユーザーが暗証番号を通知しやすいような機能の追加があるかもしれません。
出品時、特定のユーザーに出品を行ったことを知らせる機能があるので、その機能の中で暗証番号を通知できるようになれば便利だなと思っています。
この記事との関連RMTサイト
ゲームアカウント売買のフリマ・オークションサイト「ゲームクラブ」
「RMT.club」を運営する株式会社ネットinが運営する新規サイト。RMT.clubでの長い運営期間があるため、新規サイトでも安心感があり、新たにオークション機能が設けられた。管理人が今一番動向を注目しているサイト。2021年中にRMT.clubからゲームクラブに完全移行する模様。
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