大手RMTサイト「RMT.club」が2021年「ゲームクラブ」に完全移行
大手RMTサイト「RMT.club」は2020年12月にリリースされた「ゲームクラブ」に完全移行されることになる模様です。
RMT.clubとゲームクラブって?
RMT.clubはおそらく業界で初のゲームアカウント・アイテムのフリマサイトでした。
それまでのRMTといえば、SNSやネット上の掲示板を利用しての個人間取引または業者が立ち上げたサイトでのBtoCモデルの取引が主となっていましたが、
その中でRMT.clubは業界で初めてCtoCモデルのRMTサイトとして誕生しました。
そして、現在ではBtoCモデルのRMTサイトを遥かに凌ぎ、業界でも1,2を争うほどに利用者数の多いRMTサイトへと成長しました。
その成長過程にはゲーム業界のRMT対策事情も絡んでいると思われますが、その点はこの記事では割愛させていただきます。
そして、そのRMT.clubの姉妹サイトとしてリリースされたのがゲームクラブとなります。
RMT.clubを見る場合はコチラ
ゲームクラブを見る場合はコチラ
RMT.clubからゲームクラブ、どう変わったの?
ゲームクラブは2020年12月にリリースされたRMT.clubの機能を引き継ぎつつもブラッシュアップ・新機能を追加する形でリリースされました。
サイトのデザインもRMT.clubと比べると大きく変わっており、RMT.clubと比べてシンプルな色使いのデザインとなっています。
ゲームクラブの特徴的な新機能

ゲームクラブのオークション出品
ゲームクラブではRMT.clubでは行っていなかったオークション機能を実装しています。
オークション機能はその名の通り、出品者が出品したアカウントに対して購入者が入札を行い、入札額が一番高いユーザーが落札する機能になります。
この機能の実装で出品者は売りたいアカウントをより高く売ることができ、売りたいアカウントの値打ちがよくわからないユーザーは購入者が値を付けることになるので出品者のハードルが下がったと思われます。
また即決価格も決められているためオークション出品であっても購入者は他の購入者と競わずにアカウントを購入することができるようです。
ゲームクラブの機能面での変化は?
機能面での変化として出品時に掲載できる画像がRMT.clubでは6枚だったのに対して10枚に変更され。動画での出品も可能となりました。
これにより出品者は売りたいアカウントの内容をより画像や動画で購入者に見せることができるようになり、テキストを使用してアカウントを説明する手間が軽減される形となりました。

また上記の画像のように出品時にゲームタイトルを選択すると簡単にアカウント情報(石の数やプレイヤーランクなど)が記載できる記入欄が現れ、そこに記載した内容は購入者が購入したいアカウントを探す際の検索機能にも活かされるようになっており、購入者がアカウントを探す際の利便性も考えられています。
ユーザーの利便性を図るために必要な項目として利用者ガイドが挙げられますが、こちらもゲームクラブはRMT.clubに比べて充実した形となっています。
ここまでゲームクラブはRMT.clubはいいこと尽くしのように見えますが、
取引が完了した際に出品者のアカウントに付与される売上金の出金までのサイクルが、RMT.clubでは24時間以内になったのに対してゲームクラブでは最大72時間となり少し長くなってしまいました。
ただし、RMT業界全体で見ればRMT.clubの最大24時間が早すぎただけであり、72時間以内の出金でも十分早い方です。
同じく大手のゲームトレードでは出金申請から出金が行われるまでに平均3週間はかかってしまいます。

ゲームクラブ出金までのサイクル
ゲームクラブへの移行は徐々に行われていく
現在わかっている情報ですと、ある日突然RMT.clubからゲームトレードに移行してしまうといったことはないようです。時間をかけて出品できるゲームタイトルをゲームトレードに移行する形となります。
また、これまでRMT.clubを利用していたユーザーはRMT.club → ゲームクラブへの移行の詳細ページにある評価引継ぎ申請フォームより申請を行うことで取引の評価をゲームクラブに引き継ぐこともできるようです。

取引評価引継ぎ申請フォーム記載項目
RMT.clubの移行予定 ※2/24更新

RMT.club移行スケジュール
3月に人気タイトル「原神」がゲームトレードに移行し、2月15日からはRMT.clubで原神を出品してもユーザーの検索に引っかからないようです。
また4月に「Apex Legends」「FFBE」などのタイトルが移行、5月には「ブルーアーカイブ」「オクトパストラベラー」「アサルトリリィ」などが移行予定。
どちらも移行予定前の15日より出品ができなくなるので注意が必要です。
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周囲の知人にゲームアカウント売買(=RMT)を行っていることを知られたくない方は、
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またゲームクラブで「pringアプリ決済」を初めて利用したユーザーは、ゲームクラブ内で商品購入に使用できるポイントが300円分キャッシュバックされるようです。
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まとめ
管理人もかつてはRMTサイトを利用しゲームアカウント売買を行っていたことがあるため、これまで利用してきたサイトがなくなるのは少し寂しい気もします。
ただ今回は別サイトへのサービスの移行でありはするのですが、新規サイトでは集客やサイトUIの使いやすさにどうしても課題はでてくるでしょう。
それは、別サイトへの移行であっても変わりはありません。改善したつもりでも実は全く改善になっていないなんてことは多々あります。
今後、ゲームクラブがどのようにサービスをより良いものにしていくのかは興味のあるところです。
この記事との関連RMTサイト
ゲームアカウント売買のフリマ・オークションサイト「ゲームクラブ」
管理人が過去に利用していたRMTサイト「RMT.club」を運営する株式会社ネットinが運営する新規サイト。RMT.clubでの長い運営期間があるため、新規サイトでも安心感があり、新たにオークション機能が設けられた。管理人が今一番動向を注目しているサイト。2021年中にRMT.clubからゲームクラブに完全移行する模様。
ゲームアカウント・アイテムの売買フリマサイト「RMT.club」
管理人が過去に一番利用していたサイト、出品者購入者共に利用者が多い。大手RMTサイト中では一番古い。
運営歴が長いため運営側の対応も比較的しっかりしているサイトです。
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